【6月18日 AFP】女子テニスのユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)は17日、今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)を欠場すると表明した。理由は同大会が世界ランキングのポイント対象から外れ、けがから復帰する計画にそぐわないためとしている。

 ウィンブルドンの元ファイナリストである28歳のブシャールは、「女子テニス協会(WTA)がランキングポイントを付与しないと決めたことにより、今年のウィンブルドンを棄権することに決めた」とソーシャルメディアに投稿した。

 WTAと男子プロテニス協会(ATP)は、ロシアとベラルーシの選手を出場禁止にしたウィンブルドンをランキングポイントの対象から除外した。

 決勝進出を果たした2021年3月のグアダラハラ・オープン(Abierto Akron Zapopan 2021)で肩を負傷したブシャールは、今年中のツアー復帰を計画していると明かし、8月の全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)と来年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)では、プロテクトランキングを利用して出場を目指すとしている。(c)AFP