【6月17日 AFP】(更新)欧州連合(EU)欧州委員会(European Commission)は17日、ウクライナに対して正式にEU加盟候補国の地位を付与するよう勧告した。ただ、加盟実現には数年を要することになる。

 欧州委のウルズラ・フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長は「ウクライナは加盟候補国として歓迎されるべきだ。これは、今までに好ましい取り組みがなされ、さらに重要な取り組みが残っているという理解に基づいている」と述べた。

 欧州委の勧告を受け、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はソーシャルメディアに、「われわれの勝利を確実に近づけるEU加盟に向けた道のりの最初の一歩だ」と投稿し、「歴史的な決断」を行ったフォンデアライエン氏や加盟各国に謝意を表明した。(c)AFP​​