字幕:「農場キャバレー」でフレンチカンカン 農家が生き残りかけ奇策
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【6月18日 AFP】フランス・タルン(Tarn)県のある農家が、所有する農場でキャバレーを運営するというアイデアを思いついた。所属するコミューン(自治体)で「最後の農場として生き残るため」の策だ。
フランス初の農場キャバレー「フォリー・フェルミエール(Folies Fermières)」のオーナー、ダビド・コーメット(David Caumette)氏は、50年前はコミューンの約3分の2が農業で生計を立てていたが、今は自分たちだけになったと説明した。
キャバレーで提供する料理の食材の約8割は農場から50キロ以内で取れたものを使っているとし、「農家はプレートの上で、パフォーマーはステージの上で客を喜ばせる」と話した。
コーメット氏のこの取り組みは、映画の題材にもなっている。
映像は2日撮影。(c)AFP