【6月16日 AFP】(更新)米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は15日、新型コロナウイルスワクチンの5歳未満に対する使用を勧告した。近く正式に承認され、来週にも接種が始まる見通し。

 使用が勧告されたのは、米製薬大手のファイザー(Pfizer)とモデルナ(Moderna)がそれぞれ開発したワクチン。ファイザーは生後6か月~4歳、モデルナは生後6か月~5歳を対象とした接種の承認を申請している。

 21人の医療専門家からなる諮問委員会は、同年齢層への接種勧告を全会一致で決定。委員の一人であるバージニア大学(University of Virginia)のマイケル・ネルソン(Michael Nelson)教授は「この勧告は、大きく無視されている若年人口で満たされていない大きなニーズを満たすものだ」と指摘した。(c)AFP