【6月15日 AFP】昨季のサッカーフランス・リーグ1で最下位に終わり、2部に降格したボルドー(FC Girondins de Bordeaux)が、財政問題により3部への降格処分を受けた。

 5月21日に閉幕したリーグ1で、降格が決まっていたボルドーが、そこから1か月もたたずに再度降格することになった。フランスプロサッカーリーグ連盟(LFP)は14日、実業家のジェラール・ロペス(Gerard Lopez)氏が保有するボルドーの財政を再調査した結果、3部への降格処分を科すと発表した。クラブは異議申し立てを行うことができる。

 ボルドーは以前から財政が悪化しており、問題の解消について、仏サッカークラブの財務状況の監視団体である「DNCG」を納得させられなかった。

 ボルドーは1991年にも、4500万ユーロ(約63億円)の負債を理由にDNCGによって2部に降格させられたが、翌年に1部へ復帰し、その後は残留を続けていた。(c)AFP