【6月15日 AFP】全米テニス協会(USTA)は14日、四大大会(グランドスラム)の一つである全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)に、ロシアとベラルーシの選手が中立の立場で出場することを認めると発表した。

 USTAは「国籍にかかわらず、資格を有する全ての選手が2022年の全米オープンに出場することを許可する」と発表した。

 グランドスラムでは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)が両国の選手の出場を禁止し、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)が同大会をポイントの対象から外す措置を取っている。

 国際テニス連盟(ITF)とATP、WTAはいずれもロシアによるウクライナ侵攻と、ロシアを支援するベラルーシを非難。両国の選手が団体戦の国際大会に出場することを禁止し、その他の大会も中立の立場で参加するよう指示している。(c)AFP