【6月14日 AFP】ウクライナ当局者は14日、東部の要衝セベロドネツク(Severodonetsk)に通じる3本の橋のうち、最後の橋が破壊されたものの、同市は孤立していないと主張した。市周辺では、数週間にわたって激しい攻防戦が繰り広げられている。

 セベロドネツクの行政機関トップ、オレクサンドル・ストリュク(Oleksandr Stryuk)氏は現地テレビで、「強力な砲撃で三つ目の橋が破壊された」と述べた。橋はドネツ(Donets)川に架かり、同市とウクライナのリシチャンスク(Lysychansk)をつないでいる。

 ストリュク氏は「それでも街は孤立していない」と述べ、「複雑だが、コミュニケーション手段は残されている」と強調した。

 同氏はウクライナ軍が「市の防衛を続けている」とし、昼夜を問わずに戦闘が起きており、戦況は「1時間ごとに変化する」と話した。

 ストリュク氏は「ロシア軍は今も(セベロドネツク)市を制圧する試みを断念していないが、(ウクライナ)軍の守備は堅い」と述べた。

 市内のアゾト(Azot)化学工場のシェルターには推定「540〜560人ほど」の民間人が避難しているといい、避難者を支えるのは「困難」だが、工場には「食料備蓄」があるという。(c)AFP