【6月14日 AFP】サウジアラビアが後援する男子ゴルフの新リーグ、リブゴルフ・インビテーショナル(LIV Golf Invitational)シリーズへの参戦で、米ツアー(US PGA Tour)から無期限の資格停止処分を受けたフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は13日、将来的に再び同ツアーでプレーすることを望んでいると述べた。

 今週、第122回全米オープン選手権(2022 US Open Championship)で4か月ぶりの実戦に臨むミケルソンは、現地マサチューセッツ州ブルックライン(Brookline)で行われた記者会見で、米ツアーでは永久シード権を獲得しているとして、同ツアーでプレーするのは自由なはずだと主張。

 さらに、30年間のプロ生活で米ツアーの成功に貢献してきたとした上で、自分で選んだ大会に自由に出場できるべきだと強調し、「自分の希望は、片方あるいは両方でも、好きな道を選択できることだ」とコメントした。

 その一方で、リブゴルフ・シリーズや来月の第150回全英オープン(The 150th Open Championship)終了後の予定については明言を避け、「この先はどうなるのか分からない」と話すにとどめた。

 リブゴルフ・シリーズに参戦する選手については、米ツアーが前週、メジャー通算6勝を誇るミケルソンをはじめ、計17選手に無期限の資格停止処分を科している。(c)AFP