【6月14日 AFP】格闘技イベント「RIZIN」は14日、ボクシング元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)氏と総合格闘家の朝倉未来(Mikuru Asakura)が、9月に日本でエキシビションマッチで対戦すると発表した。日付、会場、ルールは今月中に発表予定だとしている。

 メイウェザー氏がエキシビションを戦うのは今回が4度目で、先月にはアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで元ボクサーのドン・ムーア(Don Moore)氏に勝利した。日本でのエキシビションは2度目で、2018年12月にはキックボクサーの那須川天心(Tenshin Nasukawa)と対戦し、TKO勝ちを収めた。

 プロ通算50戦全勝の戦績を誇り、12日には国際ボクシング殿堂(IBHOF)入りを果たしたメイウェザー氏。自身を「エキシビションのパイオニア」だと称し、朝倉戦ではファンに「ショーを見せる」ことを約束した。

 朝倉との対戦については「手加減して3ラウンドまで行かせ、パンチも打たせてあげるつもりだ」としつつ、「一発も当てさせないかもしれない。全ては自分次第だ」とコメント。対する朝倉は「世界に名前を売るために利用させてもらう」と意気込んだ。(c)AFP