【6月12日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)は11日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ4ではオランダが2点差から追いついて2-2でポーランドと引き分けたが、終了間際のPKをメンフィス・デパイ(Memphis Depay)が失敗し3連勝を逃した。

 アウェーのポーランドは18分、英国出身のSBマティ・キャッシュ(Matty Cash)のゴールで先制すると、49分にはプルゼミスワフ・フランコフスキ(Przemyslaw Frankowski)のお膳立てからピオトル・ジエリンスキ(Piotr Zielinski)が決めて2点をリードした。  

 しかしその直後にオランダは、デリー・ブリント(Daley Blind)のクロスにデイヴィ・クラーセン(Davy Klaassen)が合わせて1点差とすると、54分にはダンゼル・ダムフリーズ(Denzel Dumfries)が同点ゴールをマークした。

 アディショナルタイムにオランダは、キャッシュのハンドでPKを獲得したが、デパイのPKはポストを直撃した。

 同組のもう1試合では、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)、ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)のプレミアリーグ昇格に貢献したブレナン・ジョンソン(Brennan Johnson)が途中出場から得点したウェールズが、本拠地カーディフでベルギーと1-1で引き分けた。

 後半立ち上がりにベルギーは、ユーリ・ティーレマンス(Youri Tielemans)のゴールで先制したが、ウェールズは追いついて今大会初の勝ち点獲得に成功した。 ウェールズは14日、敵地ロッテルダム(Rotterdam)でオランダと対戦する。(c)AFP