ベレッティーニ「台無しにされた」 ポイントなしのウィンブルドンに不満
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【6月11日 AFP】男子テニスのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)は10日、今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)で世界ランキングのポイントが付与されないという決定について「台無しにされた」と不満を訴えた。
ウィンブルドンを主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)が、ロシアによるウクライナ侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手を出場禁止にしたことを受け、男子プロテニス協会(ATP)と女子テニス協会(WTA)は5月、同大会をポイントの対象から外すと発表した。
昨年のウィンブルドンで準優勝を果たしたベレッティーニは、大会の出場資格やシード順位が決まるポイントに関する今回の変更で、現在の世界10位から陥落する見通しとなっている。
この日、ドイツ・シュツットガルト(Stuttgart)でのボス・オープン(Boss Open 2022)準々決勝で、同胞のロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego)を3-6、6-3、6-4で退けた26歳のベレッティーニは「台無しにされた」と不満を口にし、「厳しい状況だ。維持すべきポイントがたくさんあるのに、それを守ることができない」と訴えた。
2019年のシュツットガルト大会を制しているベレッティーニはまた、手のけがで3か月ぶりのツアー復帰を果たしている中で、ポイントを埋め合わせる別の方法を見いだす必要があるとの考えを示し、「最高の状況ではない。誰もがポイントを獲得するために戦っている。自分は別の方法を見つけなくては」と話すと、「できる限り多くの大会でプレーするつもりだ」と続けた。
またベレッティーニは、ファンには同じように見えても、選手にとってはウィンブルドンが変わってしまうのは間違いないと強調。「選手にとって事情が一変する」とし、「ロシアとベラルーシの選手には災難だが、他の選手にとってもフェアじゃない」と語った。
男子世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は先月、この状況は全員にとって「マイナスでしかない」と主張。全米オープン(US Open Tennis Championships)と全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)の元女王である大坂なおみ(Naomi Osaka)は、ウィンブルドンのボイコットを示唆している。(c)AFP
