【6月10日 CGTN Japanese】中国初の全国産化100トン級無人艇が7日、東部沿海地区の浙江省(Zhejiang)舟山海域で、初めての海上自主航行試験を終えました。これで、中国の無人艇の自主航行とスマートキャビン技術は新たな段階に入ったとみられています。

 無人艇の長さは40メートル以上、排水量はおよそ200トン、最大速力は20ノットで、波の高さ2.5~4メートルを示す海況5で正常に作業し、波の高さ4~6メートルを示す海況6でも安全に航行できます。

 中国では、無人艇の研究開発プロジェクトが始まったのは2015年末からです。建設の全過程で中国国内の技術と付帯施設が採用されています。次の段階では、船舶の性能を見るために衝突回避テストを実施する予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News