【6月10日 AFP】国連総会(UN General Assembly)で9日、安全保障理事会(15か国)の非常任理事国5か国の入れ替え選挙が行われ、日本が選出された。任期は2023年1月1日からの2年間。

 日本は国連加盟国193か国中、184か国から支持票を得た。改選は秘密投票で実施された。

 総会に出席した小田原潔(Kiyoshi Odawara)外務副大臣は、日本は「エネルギー、食料などの安全保障」を最優先課題とすると語った。

 新たに非常任理事国に選ばれた他の4か国はスイス、モザンビーク、マルタ、エクアドル。モザンビークの安保理入りは初めてとなる。

 安保理は米国、ロシア、中国、フランス、英国の常任理事国5か国と、毎年5か国ずつ改選される非常任理事国10か国で構成される。(c)AFP