セベロドネツクの戦闘、西側の兵器着けば数日で終結 州知事
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【6月9日 AFP】ウクライナ東部ルガンスク(Lugansk)州のセルヒー・ハイダイ(Sergiy Gaiday)知事は9日、ロシア軍との戦闘が続いている同州の要衝セベロドネツク(Severodonetsk)について、西側諸国から長距離兵器が到着すれば数日のうちにロシア軍を撃退し、同市を奪還できるとの見方を示した。
知事はソーシャルメディア上で公開されたインタビューで「ロシア軍の兵器との対決が可能になる長距離兵器が着き次第、われわれの特殊部隊が2~3日以内に市内を掃討できるだろう」と述べた。
ロシア軍は現在、ウクライナ東部の掌握を目指し、戦略上重要な工業都市セベロドネツクに戦力を集中させており、激しい戦闘が続いている。
米英両国は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の警告を無視し、ウクライナに高精度の長距離兵器を供与すると発表している。(c)AFP