【6月9日 AFP】ウクライナは8日、穀物を輸出するために機雷を除去すればロシアの攻撃を受ける恐れがあるとして、南部オデーサ(Odessa)の港周辺で機雷掃海を実施しない方針を明らかにした。

 オデーサ州のセルヒー・ブラチュク(Sergiy Bratchuk)報道官はSNSに投稿した動画で「港への出入りを可能にすれば、たちまちロシア艦隊が現れるだろう」と述べた。

 ブラチュク氏は、ロシア軍がオデーサへの攻撃のチャンスをうかがっており、同市への空挺(くうてい)部隊の降下を想定していると指摘した。(c)AFP