【6月7日 CGTN Japanese】中国文化観光部が発表したデータによりますと、2022年の端午節連休中、中国の国内旅行者数は前年同期比10.7%減の7961万人となりました。コロナ禍前の2019年の端午節と比べると、86.8%まで回復したことになります。

 この連休の国内観光収入は前年同期比12.2%減の258.2億元(約5131億円)で、2019年同期の65.6%まで回復しました。

 観光コースの中では、端午節の伝統や風習に関するものが特に人気です。端午節の伝統行事、ドラゴンボートレース、ちまき作りや香り袋作りなどの体験型イベントが多くの地域で展開されました。

 また、コロナ禍の影響で、消費者の間では旅行の計画は直前になってから立て、移動距離は短く済ませる傾向が高まったため、地元周辺でのレジャーやドライブが主流になり、伝統行事の体験、果物・野菜狩り、キャンプ、ピクニック、ラフティングなどに人気が集まりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News