【6月7日 AFP】サッカー国際親善試合が6日、各地で行われ、韓国は代表通算100試合目の出場となった孫興民(Heung-Min Son、ソン・フンミン)が華麗なFKを決めるなどし、10人のチリを2-0で下した。

 ホームの大田(Daejeon)にチリを迎えた韓国は12分、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の孫と同じくイングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)でプレーする黄喜チャン(Hee-Chan Hwang、ファン・ヒチャン)が会心のシュートをゴール右隅に突き刺し、先制に成功した。

 一方、反撃を仕掛けたチリはその後に何度か決定機をつくるなどし、前半終了間際にベン・ブレアトン・ディアス(Ben Brereton Diaz)が低弾道のシュートを放つも、これは惜しくも左ポストをかすめていった。

 後半に入るとチリはこの勢いを生かすことができず、52分にはDFアレックス・イバカチェ(Alex Ibacache)が2枚目のイエローカードを受けて退場となった。

 試合終了間際には、同国史上16人目の100試合出場となった孫がペナルティーエリアのすぐ外から勝利を決定づける美しいFKを決め、4万2000人の観客を沸かせた。(c)AFP