【6月7日 AFP】(更新)英与党・保守党は6日、党首のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相に対する不信任投票を行い、反対多数で否決した。これによりジョンソン氏は退陣を免れた。

 党所属下院議員のうち、過半数の211人が信任に投票。だが不信任は148人と4割を超え、ジョンソン氏の将来に疑問符を投げかける結果となった。

 ジョンソン氏は、首相官邸で新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)措置に違反するパーティーが開かれていた問題で、在任中に法律違反が認められた初の英国首相となった。一連のスキャンダルにより保守党のイメージは大きく傷つき、数十人の党所属議員が不信任投票の実施を要請した。(c)AFP