【6月6日 CGTN Japanese】中国国家鉄路集団(国鉄集団)の発表によりますと、4日午前10時30分、中国南西部にある貴州省(Guizhou)の貴陽(Guiyang)北駅から南部の広州(Guangzhou)南駅に向かっていたD2809旅客列車が貴広線(貴陽市と広州市を結ぶ高速鉄道)の榕江駅に入る前の月寨トンネルの入り口を走っていた際、線路に突然流れ込んできた土石流に衝突し、7号車と8号車が脱線し、乗客7人、運転士1人、車掌1人が負傷しました。負傷者はすぐに榕江県(Rongjiang)病院に運ばれ治療を受けましたが、運転士は死亡しました。他の負傷者は適切な治療により命に別条がなく、その他の乗客136人は緊急避難してからそれぞれの行き先に向かいました。

 国鉄集団の5日の発表によりますと、榕江駅の線路の修復作業は同日早朝に終わり、貴広線は5日から列車の運行を再開しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News