【6月6日 AFP】21-22NBAファイナル(7回戦制)は5日、米カリフォルニア州サンフランシスコで第2戦が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)が107-88でボストン・セルティックス(Boston Celtics)に快勝して戦績を1勝1敗のタイに戻した。

 ウォリアーズは29点を挙げたステフェン・カリー(Stephen Curry)を筆頭にシュート力の高さを見せた一方、守備でも見事なプレーでセルティックスの得点源を封じた。第1戦は最終クオーターに12点差を逆転されて敗れたが、この日は同じ過ちを犯さない姿勢を見せ、第3クオーターに2桁得点差を築いてそのまま勝利した。

 チーム最多得点のカリーの他にも、ジョーダン・プール(Jordan Poole)が17点、ケヴォン・ルーニー(Kevon Looney)が12点、アンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)とクレイ・トンプソン(Klay Thompson)が11点で2桁得点をマークした。

 セルティックスでは、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)がチーム最多の28得点を挙げたが、そのうち21点は激戦の前半に挙げたものだった。他には17点のジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)と12点のデリック・ホワイト(Derrick White)だけが2桁を記録した。

 チームは後半、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)が見事に統率するウォリアーズの守備に苦しめられ、第1戦で得点を量産して勝利の立役者となったアル・ホーフォード(Al Horford)とマーカス・スマート(Marcus Smart)は、合わせて4点にとどまった。

 ファイナルはこの後、セルティックスの本拠地に舞台を移し、8日に第3戦、10日に第4戦が行われる。(c)AFP