【6月5日 AFP】3日に行われたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との全仏オープンテニス(French Open 2022)男子シングルス準決勝を負傷棄権したアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が5日、痛めた右足首の状態について「外側靱帯(じんたい)の複数断裂」だと明かした。

 世界ランキング3位のズベレフは、ナダル相手に6-7(8-10)、6-6となったところで負傷。痛みから叫び声を上げ、その後棄権した。

 ズベレフはインスタグラム(Instagram)での投稿で「初期の検査によれば、右足外側靱帯の複数断裂のようだ」とし、「さらなる検査を受けるため6日にドイツに飛び、回復へ向けて最善で最速の手段を決める」と説明。ファンから届いたメッセージに感謝を伝えた。

 試合直後には「非常に重いけが」だと思うと話していたが、骨折がなかった場合は、今シーズン中の復帰に期待が持てる。(c)AFP