【6月4日 AFP】米国のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官は3日、中国が民主化運動を武力弾圧した天安門(Tiananmen)事件から4日で33年となるのに合わせて声明を発表し、弾圧された学生・市民らを追悼し、「これらの勇敢な人々が忘れられることはないだろう」と述べた。

 天安門事件は1989年6月4日、北京の天安門広場で政治的・経済的改革を求める民主化運動の学生や市民によるデモを人民解放軍が武力鎮圧した事件で、多くの犠牲者が出た。

 香港では3日、毎年追悼のキャンドルがともされてきた公園の一部を警察が閉鎖した。

 ブリンケン氏は声明で「香港では現在、民主主義と自由を懸けた闘いが続いているが、毎年恒例の天安門事件の追悼集会はあの日の記憶を抹消しようとする中国と香港の当局に禁止されている」と指摘。「香港、新疆(ウイグル自治区、Xinjiang Uighur Autonomous Region)、チベット(自治区、Tibet Autonomous Region)などでの中国の残虐行為や人権侵害についても、引き続き声を上げ、責任を追及していく」と述べた。

 また「中国の人々、そして不正に立ち向かい自由を求め続ける人々へ。われわれは6月4日を忘れない」と呼び掛けた。(c)AFP