【6月4日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2022)は3日、米ノースカロライナ州サザンパインズ(Souhern Pines)のパインニードルズロッジ&GC(Pine Needles Lodge & Golf Club、パー71)で2日目が行われ、張替美那(Mina Harigae、米国)とミンジ・リー(Minjee Lee、オーストラリア)が通算9アンダーで首位タイに並んだ。

 昨年のエビアン選手権(The Evian Championship 2021)に続きメジャー2勝目を目指しているリーは、フロントナインで4バーディーを奪った後、14番でボギーをたたいたものの、15番と16番でもバーディーを沈め、この日5アンダー「66」の猛チャージを見せた。

 初日は大会記録に1打差と迫る「64」でトップに立った張替は、5バーディー、3ボギーの2アンダー「69」をマーク。自身初のLPGAタイトル獲得とメジャートップ10フィニッシュを目指す中で、週末の優勝争いに絡む実力を備えた自信を示し、「きょうは最高の出来ではなかったけれど、冷静さを保つことはできたし、とにかくそのことを心掛けていく」とコメントした。

 この日4バーディーなどで三つスコアを伸ばしたアンナ・ノードクイスト(Anna Nordqvist、スウェーデン)と7アンダー「64」で一気にリーダーボードに躍り出たチェ・ヘジン(Choi Hye-Jin、韓国)が通算7アンダーで3位タイに並び、世界ランキング1位の高眞榮(Ko Jin Young、コ・ジンヨン、韓国)とアマチュアのイングリッド・リンドブラッド(Ingrid Lindblad、スウェーデン)が通算6アンダーで5位タイに続いている。

 同コースで開催された1996年大会を制しているアニカ・ソレンスタム(Annika Sorenstam、スウェーデン)は、リンドブラッドと同組でプレーした中で、通算13オーバーの予選落ちに終わった。

 日本勢では小祝さくら(Sakura Koiwai)が通算1アンダーで21位タイにつけ、通算イーブンパーの西郷真央(Mao Saigo)と高木優奈(Yuna Takagi)が27位タイ、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が通算1オーバーの36位タイ、アマチュアの馬場咲希(Saki Baba)が通算3オーバーの59位タイで予選を通過した。

 前年覇者の笹生優花(Yuka Saso)は通算9オーバー、渋野日向子(Hinako Shibuno)は通算8オーバーでそれぞれ予選落ちとなった。(c)AFP