【6月3日 CGTN Japanese】中国の国家1級保護動物であるトキは毎年3月から6月にかけて繁殖シーズンを迎えます。中国北西部にある陝西省(Shaanxi)漢中市(Hanzhong)洋県のトキ保護区では、今年になり人工ふ化したトキの赤ちゃん9羽がこのほど、生後1カ月を迎えました。現在、エサ探しと飛ぶ練習に懸命です。

 最も早くふ化したトキの赤ちゃんは生後39日、遅かった赤ちゃんは生後30日です。自分自身でエサを探せて、自由に飛べるようになるまで練習を続けます。

 陝西省漢中国家級トキ自然保護区管理局人工繁殖センターでは今年、トキ46羽がふ化しました。うち37羽は自然繁殖で、9羽は人工繁殖でした。同センターは現在までに、累計でトキ271羽を飼育してきました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News