【6月3日 AFP】サッカー国際親善試合が2日、各地で行われ、W杯カタール大会(2022 World Cup)出場を決めている日本は札幌でパラグアイを4-1で下し、来週のブラジル戦に向けて弾みをつけた。

 日本は浅野拓磨(Takuma Asano)のゴールで36分に先制すると、42分に鎌田大地(Daichi Kamada)がヘディングを決めてリードを2点に広げた。

 59分にはデルリス・ゴンサレス(Derlis Gonzalez)のミドルシュートで1点を返されたが、すぐさま三笘薫(Kaoru Mitoma)が追加点を挙げ、85分には田中碧(Ao Tanaka)が4点目。W杯本大会を逃したパラグアイ相手に快勝を収めた。

 基本的に固定メンバーにこだわったW杯予選とは変わり、この日は序列の低かった選手に出場機会を与えた森保一(Hajime Moriyasu)監督は「みんながハードワークしてチャンスをつくるというところ。残念ながら1失点しましたけど、漏れがない守備をしながら点を取れた」と振り返った。

「そこはパラグアイとわれわれ、W杯に出場する国とそうでない国の差をしっかり示せた」

 日本は6日、東京・国立競技場(Japan National Stadium)でブラジルと対戦し、A代表の試合で同チーム相手に初勝利を目指す。(c)AFP