【6月2日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は2日、ロシア軍はクリミア(Crimea)半島と親ロ派勢力が実効支配する東部を含め、ウクライナの国土の約5分の1を掌握していると明らかにした。

 ルクセンブルク議会でオンライン演説したゼレンスキー氏は、「現時点で、約20%の国土が占領者の支配下にある」と発言した。ロシア軍は東部ドンバス(Donbas)地方の支配を固めており、ウクライナ政府が東部地域を管轄する行政機関を置くドネツク州クラマトルスク(Kramatorsk)に進軍を続けている。(c)AFP