【6月15日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2022-23)は14日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ3ではイングランドがホームでハンガリーに0-4の大敗を喫した。

 イングランドがホームで4点差をつけられ敗れるのは、1-5でスコットランドに敗れた1928年以来およそ100年ぶりとなる。

 10日前にアウェーでもハンガリーに0-1で敗れていたイングランドは、第4節を終えて2ポイントしか挙げられておらず、9月に行われる敵地でのイタリア戦で負けるとリーグB降格が決まる。

 イングランドのキャプテンを務めるFWハリー・ケイン(Harry Kane)は「忘れたい夜だが、受け入れなければならない。前進する必要がある」とコメントした。

 同組の他の試合では、ドイツがイタリアに5-2で大勝。この結果、ドイツがイタリアを上回って2位に浮上し、首位ハンガリーを1ポイント差で追っている。

 リーグAのグループ4では、オランダがホームでウェールズを3-2で下し、首位の座をキープしている。

 後半アディショナルタイム3分のメンフィス・デパイ(Memphis Depay)のゴールで、劇的な勝利を収めたオランダは、2位ベルギーに3ポイント差をつけている。ベルギーは同日、ミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)のヘディングでポーランドを1-0で下した。

 一方、W杯カタール大会(2022 World Cup)出場に集中していたウェールズは、今月のネーションズリーグ4試合でわずか1ポイントの獲得にとどまった。(c)AFP