【6月2日 AFP】イタリア・セリエAの王者ACミラン(AC Milan)は1日、現オーナーである米投資ファンドのエリオット・マネジメント(Elliott Management)が、米投資会社レッドバード・キャピタル(RedBird Capital)にクラブを12億ユーロ(約1660億円)で売却することで合意したと発表した。

 ミランは「所有権は夏に移行され、2022年9月までに成立する見通し」と説明し、今後もエリオットは「クラブの少数株主持ち分と取締役会の席を保持する」とした。

 ミランは先月、連覇を目指した宿敵インテル(Inter Milan)に2ポイント差をつけ、2011年以来となる通算19度目のリーグ優勝を果たした。

 レッドバードは昨年、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)や、米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のオーナーであるフェンウェイ・スポーツ・グループ(Fenway Sports GroupFSG)の少数株も取得している。(c)AFP/Anthony LUCAS