【6月1日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は31日、女子シングルス準々決勝が行われ、マルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan、イタリア)が6-2、6-7(3-7)、6-3で大会第17シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)を下し、自身初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たした。

 世界59位のトレヴィザンは左利き同士の一戦を制し、決勝進出の切符を懸けた次戦では第18シードのコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)と対戦する。

 2020年の全仏オープン(French Open 2020)で予選勝者として8強入りを果たしていたトレヴィザンは、ランキング的には低いものの、SAR・ラ・プリンセスグランプリ(Grand Prix de SAR La Princesse Lalla Meryem 2022)でツアー初優勝を飾り、この試合を前に連勝を9に伸ばしていた。

 第2セットでマッチポイントをふいにしたものの、最終セットで迎えた2本目をしっかりものにしたトレヴィザンは連勝を10に伸ばすとともに、イタリア女子勢としては9年前のサラ・エラーニ(Sara Errani)氏以来となる全仏準決勝に駒を進めた。(c)AFP