マーカス・エリクソンがインディ500制覇
発信地:ワシントンD.C./米国
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【5月30日 AFP】22インディカー・シリーズ第6戦、インディアナポリス500(Indianapolis 500)は29日、決勝が行われ、チップ・ガナッシ・レーシング(Chip Ganassi Racing)のマーカス・エリクソン(Marcus Ericsson)が優勝を飾った。
1周2.5マイル(約4キロ)のオーバルサーキット、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(Indianapolis Motor Speedway)を200周するレースで、エリクソンは2位を走行するアロー・マクラーレン・レーシングSP(Arrow McLaren Racing SP)のパト・オワード(Pato O'Ward)に1秒以上の差をつけていたものの、残り5周でクラッシュが発生したため、赤旗が振られて中断となった。
その後、緑旗が振られて残り2周でフルスピードの争いが再開される中、最終ラップ序盤に仕掛けたオワードを抑え込んだエリクセンがそのまま優勝を飾った。
スウェーデン人ドライバーの優勝は、1999年のケニー・ブラック(Kenny Brack)氏以来2人目となった。
3位にはチップ・ガナッシのトニー・カナーン(Tony Kanaan、ブラジル)が続いた。デイル・コイン・レーシング(Dale Coyne Racing)の佐藤琢磨(Takuma Sato)は25位だった。(c)AFP