【5月30日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は29日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第6シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は6-1、6-4、6-4で第21シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)に快勝し、準々決勝に進出した。

 すでに今季ツアー4勝を挙げているアルカラスはストレートの快勝を収め、次戦は第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)と対戦する。ズベレフはベルナベ・サパタ・ミラージェス(Bernabe Zapata Miralles、スペイン)との一戦を7-6 (13-11)、7-5、6-3で制した。

 アルカラスは前哨戦のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)決勝でズベレフを下しており、同大会ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)にも勝利した。

 四大大会(グランドスラム)では昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)に続いて自己最高の8強入りを果たしたアルカラスは、ナダルとジョコビッチの勝者と対戦することになる、初の準決勝進出を目指す。(c)AFP