【5月29日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)は28日、第20ステージ(ベッルーノ~マルモラーダ、168キロメートル)が行われ、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のジェイ・ヒンドリー(Jai Hindley、オーストラリア)がイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)から総合首位の座を奪い、優勝に向け大きな一歩を刻んだ。

 ヒンドリーは厳しい山岳ステージを終えてマリアローザ(ピンクジャージー)を争うカラパスに1分25秒差をつけ、自身初のグランツール(三大ツール)初制覇をほぼ確実なものにした。

 この日、総合首位と3秒差でスタートした26歳のヒンドリーは、パッソフェダイア(Passo Fedaia)の上り坂が残り3キロを切ったところで仕掛けると、全長14キロで勾配7.6パーセントという坂道で見るからに苦しそうな様子だったカラパスを置き去りにした。カラパスが優勝するためには、29日にベローナ(Verona)で行われる最終ステージの個人タイムトライアルで奇跡を起こす必要がある。

 2020年大会(Giro d’Italia 2020)では最終日のタイムトライアルで総合優勝を逃したヒンドリーは、同種目で苦しんでいるため、カラパスとのタイム差には満足しているだろう。

 ステージ優勝はUTE(UAE TEAM EMIRATES)のアレッサンドロ・コービ(Alessandro Covi、イタリア)が飾った。(c)AFP