【5月27日 CGTN Japanese】中国生態環境部は26日、2021年の国内生態環境に関する公報を発表しました。これによりますと、大気の質は引き続き改善されており、PM2.5の年間平均濃度は6年連続で減少していることが分かりました。

 1立方メートル当たりのPM2.5の平均濃度は、339の都市で前年同期比9.1%減の30マイクログラムでした。北京、天津(Tianjin)、河北省(Hebei)および周辺地域では、前年同期比18.9%減の43マイクログラムで、長江デルタ地域は前年同期比11.4%減の31マイクログラムでした。

 自然生態においては、森林のカバー率が23.04%に達しています。森林蓄積量は175億6000万立方メートルで、そのうち天然林は141億800万立方メートル、人工林は34億5200万立方メートルとなっています。また、すべてのレベル、タイプを合わせた自然保護区の総面積が全国の陸地面積の18%を占めています。中国では昨年、三江源(長江、黄河、瀾滄江の源流地)、ジャイアントパンダ、東北虎豹(アムールトラとアムールヒョウ)、海南熱帯雨林、武夷山など第一陣の国家公園が正式に設置されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News