【5月27日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2022)は26日、第18ステージ(ボルゴバルスガナ~トレビゾ、156キロメートル)が行われ、アルペシン・フェニックス(Alpecin-Fenix)のドリース・デボント(Dries De Bondt、ベルギー)が区間優勝を果たした。

 21日間にわたるレースで最後の平たんコースとなった今ステージは、グルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のアルノー・デマール(Arnaud Demare、フランス)やクイックステップ・アルファビニール (Quick-Step Alpha Vinyl) のマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish、英国)らスプリンターにとって最後のチャンスになるはずだったが、デボントら4人の逃げ集団に置き去りにされる珍しい展開となった。

 イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のリチャル・カラパス(Richard Carapaz、エクアドル)は、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のジェイ・ヒンドリー(Jai Hindley、オーストラリア)と3秒差で総合首位を維持。

 一方で、総合4位につけていたUTE(UAE TEAM EMIRATES)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性が判明し、大会を棄権した。(c)AFP