【5月27日 AFP】フィンランドのサンナ・マリン(Sanna Marin)首相は26日、ウクライナの首都キーウを訪問し、ロシアはウクライナ侵攻により失った地位を取り戻すのに数十年かかるとの見解を示した。

 ウクライナのデニス・シュミハリ(Denys Shmyhal)首相との記者会見でマリン氏は、ロシアによるウクライナ侵攻は欧州の「転換点」になったと指摘。「欧州の安全保障環境と、われわれのロシアに対する認識を大きく変えた」とし、ロシアの「信用失墜は何世代にも及ぶ」と語った。

 マリン氏は、キーウ郊外のイルピン(Irpin)とブチャ(Bucha)を訪れた他、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領らと会談した。(c)AFP