【5月27日 Xinhua News】中国の新興電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車が23日に発表した2022年第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比2・5倍の74億5千万元(1元=約19円)となり、7四半期連続で2・5倍以上の増加を維持した。

 納車台数は2・6倍の3万4561台で、前四半期(21年10~12月)決算での予測値を上回り、3四半期連続で新興ブランドの首位に立った。3月末時点の営業赤字は19億2千万元で、前四半期より21・0%縮小したほか、現金保有高は417億元となった。

 22年第2四半期(4~6月)の納車台数は3万1千~3万4千台、売上高は68億~75億元を見込む。

 何小鵬(He Xiaopeng)董事長兼最高経営責任者(CEO)は次のように述べた。第1四半期の業績によって22年は良いスタートを切った。高品質な製品に対する市場ニーズは強く、本社の独自技術は引き続き業界をリードしている。優れた技術開発力と積極的かつ自主的なサプライチェーン(供給網)管理により、サプライチェーン面の課題に対応することが可能となっている。半導体不足と新型コロナウイルス感染症流行による影響を受けても、同社は依然として市場シェア拡大に自信を持っている。(c)Xinhua News/AFPBB News