クレイチコバ、コロナで全仏OPダブルス棄権 昨年は単複2冠
発信地:パリ/フランス
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【5月26日 AFP】昨年の全仏オープン(French Open 2021)でシングルスとダブルスの2冠を達成したバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)が25日、今年の大会のダブルスを棄権すると発表した。シングルスの1回戦で敗退した後、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したという。
クレイチコバはインスタグラム(Instagram)に「昨夜から気分が悪くなり始め、けさは熱で目が覚めた。新型コロナの検査を受けることを決め、結果は陽性だった」と記した。
「ここでダブルスのタイトルを防衛することができずとても悲しいが、肯定的に考えるとけががなかったことをうれしく思うし、健康体になってトレーニングに復帰するのが待ちきれない」
クレイチコバは昨年の全仏オープンで、2000年のマリー・ピエルス(Mary Pierce)氏以来となる単複2冠を達成していた。
しかし、シングルスの世界ランキングで2位につけるクレイチコバは、23日に行われた同1回戦で19歳のジアン・パリー(Diane Parry、フランス)にフルセットの末に敗れていた。(c)AFP