【5月25日 AFP】韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮が午前6時(日本時間同)ごろと6時37分ごろ、6時42分ごろの3回にわたって、平壌の順安(Sunan)地区から日本海に向けて計3発の弾道ミサイルを発射したと発表した。前日には、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が日韓歴訪を終えたばかり。

 海上保安庁は、北朝鮮から「弾道ミサイルの可能性があるもの」が発射されたとして、落下物に近づかないよう船舶に警告した。

 岸田文雄(Fumio Kishida)首相は記者団に対し、詳細は確認中と語った。

 韓国大統領府は、尹錫悦(ユン・ソンニョル、Yoon Suk-yeol)大統領が午前7時半に国家安全保障会議(NSC)を招集したと発表した。今月就任したばかりの尹氏は、北朝鮮への強硬路線を打ち出している。(c)AFP/Kang Jin-kyu