【5月24日 People’s Daily】4月15日から24日まで、中国輸出入商品交易会の広州交易会(広交会)が開催された。オンラインの開催は4回目だ。今回の広交会の全体的な規模は安定しており、国内外の出展企業は約2万5500社、16のカテゴリーの商品別に50の展示エリアを設けた。国内外の出展企業がアップロードした出品物は計305万2100点で、そのうち新製品は95万1500点で、いずれも過去最高だった。公式サイトの訪問者数は計1009万人、アクセス数は延べ3390万回。228の国・地域の53万6000人の海外バイヤーが来場登録し、第130回より41.8%増加した。「クラウド」広交会は、国内外の出展者とバイヤーの特別な経済・貿易の懸け橋となっている。

 60年以上続けて開催され、広交会は膨大な数の「ファン」を集めている。コロナ禍の影響でオンラインに移行したが、グラフィック、動画、三次元(3D)、仮想現実(VR)などさまざまな新しい技術や形式を活用することで、出展者とバイヤーの熱気は高まり、成果もあふれている。統計によると、今回の広交会の期間中、出展企業のクラウドショールームの累積訪問数は延べ622万3100回、出展企業によるオンライン展示は延べ8万5300回に達したという。

「1日6回連続ライブ配信!」 寧波甬泰平進出口有限公司の王定英(Wang Dingying)副社長は、うれしそうに話した。王氏によると、家電製品のライブ配信が最も人気があり、コーヒーメーカーや高速ブレンダーなどの小型家電の新製品は、発表されるや否や、インドやフィリピンなどのバイヤーから人気を集めたという。

 技術内容の高さ、デビューや初出展の新製品の多さは、今回の広交会の見どころだ。例年に比べ、自主研究・自主開発、自主ブランドの展示を開始する出展企業が増えた。東方国際グループ傘下の上海龍頭進出口会社の多くの新製品は、斬新なデザインや、上質な素材、市場の需要に密着した製品で、多くの海外バイヤーを魅了した。

 今回の広交会では、グリーン低炭素製品が大きな話題になっている。仏山市(Foshan)美嘉格林環保材料会社の馮麗梅(Feng Limei)社長は、同社が今回の広交会で、生分解性PLAカップやエコ弁当箱など多くのエコ竹製品の新製品を展示したと紹介し、「コロナは消費者の生活と食習慣に影響を与え、使い捨て食器の需要を大きく増加させ、当社の生分解食器は多くの交渉合意に達した」と述べた。

 海外からの出展者も好調だった。広交会のオンライン輸入ブースでは、世界32の国と地域からの402社の海外企業が、品ぞろえと特色ある商品を展示した。今回の広交会のグローバルパートナーはすでに170社に達し、そのうち「一帯一路(Belt and Road)」沿線国のパートナーは50社、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定加盟国のパートナーは40社以上で、RCEP加盟国のフルカバーを達成した。

 広交会の根強い人気の背景には、ビジネスチャンスが無限に広がる中国市場と、強靱(きょうじん)な中国経済がある。7四半期連続で前年同期比プラス成長、第1四半期の貨物貿易の輸出入総額は前年同期比10.7%増の9兆4200億元(約181兆円)に達した。中国の対外貿易の目覚ましい業績は、今回の広交会の国内外の出展者に自信と力を与えた。ジョージア商工会議所広東省駐在のベッカ・メカベリーズ会長は、「クラウド」広交会は、世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定性を確保するための確固たる支えとなり、世界経済の回復に力強い原動力を注入しているとみている。(c)People’s Daily/AFPBB News