【5月24日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2022)は23日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-2、6-2、6-2で世界82位のジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)を一蹴し、14度目の大会制覇に向けてスタートを切った。

 2005年大会で初出場ながら優勝を飾ったナダルは、これでローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)でのマッチ通算成績を106勝3敗とした。今大会では、準々決勝で連覇を目指すノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との対戦が見込まれている。

 シード選手として4番手入りを逃したのが自身2度目となったナダルは「きょうの勝利にはとても満足している。3セットで勝ち抜けたのはうれしい」とし、「1回戦だし、自分にとっては前向きな試合だ。ストレートで勝ちはしたけれど、改善していく余地はかなりある」と続けた。

 ナダルは2回戦でコランタン・ムテ(Corentin Moutet、フランス)との対戦が決定。ムテは初戦で、2015年大会王者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)を2-6、6-3、7-6(7-2)、6-3で下した。(c)AFP