【5月24日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)北海市(Beihai)合浦県(Hepu)にある合浦儒艮(じゅごん)国家級自然保護区の法執行担当者がこのほど、北部湾海域で中華白イルカ(ピンクイルカ)の群れを相次いで発見した。数は10頭前後で、チャコールグレーの個体が多かった。

 ピンクイルカは主に中国南東部の海岸沿いに生息し、2008年には国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに登録された。北部湾に位置する同保護区は中国で4番目に大きなピンクイルカの分布域で、約150頭が生息している。現在、主に青年から壮年期に相当する96頭の個体が確認されている。(c)Xinhua News/AFPBB News