【5月22日 AFP】サウジアラビアでこのほど、乗務員が女性だけの航空便が運航された。同国で女性乗務員のみのフライトが実施されたのは初めて。保守的な同国における女性の地位向上に向け、画期的ものとなった。

 国営航空会社サウディア(Saudia)傘下の格安航空会社(LCC)、フライアデル(Flyadeal)のイマード・イスカンダラニ(Emad Iskandarani)広報担当者が21日に明らかにしたところによると、女性乗務員による便は19日、首都リヤドから紅海沿岸のジッダ(Jeddah)まで運航された。

 乗務員7人のうち副操縦士を含む「過半数」がサウジ人女性で、機長は外国出身の女性が務めた。

 サウジ民間航空当局は近年、航空業界における女性の活躍を喧伝(けんでん)している。(c)AFP