【5月22日 AFP】21-22NBAは21日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)が109-103でボストン・セルティックス(Boston Celtics)に競り勝ち、シリーズ2勝1敗と重要な勝ち越しに成功した。

 ヒートは大黒柱のジミー・バトラー(Jimmy Butler)が負傷のためハーフタイムに交代したが、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)が代わりにオールラウンドな活躍を見せ、敵地でセルティックスの猛反撃を抑え込んだ。

 ここまでの東決勝2試合では平均わずか8点だったアデバヨだが、この日は31得点を稼ぎ、さらに10リバウンド、6アシスト、4スティールをマークした。チームも前半でつけた26点差をじわじわ詰められ、残り3分を切った段階で1点差まで迫られたが、熱戦を勝利で締めくくった。

 対するセルティックスは、敵地での第2戦に大勝して1勝1敗のタイに持ち込んでいたが、この日は23回のターンオーバーが響いた。ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)は40ポイントと見事な得点力を発揮したが、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)がシュート14本中3本成功でわずか10得点と、相手のPJ・タッカー(P.J. Tucker)に重要な得点源の一つを封じられた。

 第4戦はセルティックスの本拠地で23日に行われる。(c)AFP