【5月22日 AFP】22F1第6戦スペインGP(Spanish Grand Prix 2022)は21日、予選が行われ、今季ここまで年間トップに立つフェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が、レッドブル(Red Bull)の昨季王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)を抑えてポールポジションを獲得した。

 ルクレールは予選Q3の最初のアタックではスピンを喫したが、その後に冷静に最速タイムを出し、フェルスタッペンからトップの座を奪い返した。ルクレールにとってはスペインGPで初、今季4回目、通算13回目のポールポジション獲得となった。

 フェルスタッペンは2番手に入ったが、最後はマシントラブルに見舞われてルクレールを抜き返すことができなかった。フェルスタッペンは「最終アタックを行えなかった。DRS(ドラッグ抑制システム)が開かなかったか、僕がパワーを失ったか。少し残念だが、ここでフロントローを確保できたのは、週末全体でみればいい成果だ」とコメント。その後チームはDRSに不具合があったと発表した。

 地元の期待を背負うフェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が3番手に入り、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)が4番手、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が5番手、メルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が6番手に入った。

 以下、アルファロメオ(Alfa Romeo Racing)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、ハース(Haas F1 Team)のケビン・マグヌッセン(Kevin Magnussen)、マクラーレン(McLaren)のダニエル・リカルド(Daniel Riccardo)と続き、ハースのミック・シューマッハ(Mick Schumacher)が10番手に入った。

 アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は13番手となった。(c)AFP