【5月21日 Xinhua News】中国の上海・深圳両市場に上場する宅配大手4社がこのほど、4月の業績速報を発表した。取扱件数は、最大手の順豊控股(SFホールディング)をはじめ各社とも前年同月比減少した。一方、配送1件当たりの単価は各社そろって引き上げた。

 各社の宅配・物流サービスの売上高は、順豊控股が前年同月比8・5%減の115億600万元(1元=約19円)、円通速逓(YTOエクスプレス)が10・8%増の31億2200万元、申通快逓(STOエクスプレス)が11・4%増の20億3300万元、韵達控股(ユンダーホールディング)がほぼ横ばいの28億5900万元だった。

 取扱件数は、順豊控股が10・0%減の7億4700万件、円通速逓が4・8%減の12億4600万件、申通快逓が7・7%減の7億9100万件、韵達控股が19・4%減の11億3200万件。

 一方、配送1件当たりの単価は、順豊控股が1・7%増の15・4元、円通速逓が16・4%増の2・51元、申通快逓が20・7%増の2・57元、韵達控股が24・0%増の2・53元となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News