【5月20日 AFP】16日に行われた全仏オープンテニス(French Open 2022)の予選の試合が、海外から異常に高い賭けがあったとして「確認」の対象になっていると、仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)が19日、関係者の話として報じた。

 問題になっているのは世界ランク133位のベルナベ・サパタ・ミラージェス(Bernabe Zapata Miralles、スペイン)対同456位のデュディ・セラ(Dudi Sela、イスラエル)の男子シングルス予選1回戦。試合は6-3、6-0でサパタ・ミラージェスが勝利した。

 この試合の第2セットに、ウクライナとキプロス、アルメニアの3か国から異常に高い賭けが記録されたという。関係者によると、現時点で仏司法当局による捜査は始まっていない。(c)AFP