【5月19日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のMFイドリッサ・ゲイェ(Idrissa Gueye)が前週末の試合を欠場したのは、LGBTQI+(性的少数者)支援を目的としたレインボーカラーのユニホーム着用を拒否したためだという臆測が飛んでいる。これを受けて同国サッカー連盟(FFF)の倫理委員会は、同選手に対してこの疑惑に答えるよう命じた。

 PSGのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督によれば、セネガル代表のゲイェが4-0でモンペリエ(Montpellier HSC)を下した14日のリーグ戦に出場しなかったのは、負傷ではなく「個人的な理由」だったという。

 AFPが18日に確認したゲイェ宛ての書簡には、同選手は「公に謝罪をする」か、同性愛嫌悪に対するリーグ1の取り組みに参加するのを拒んだといううわさは「根拠のないもの」だと宣言しなければならないと記されていた。

 ゲイェは昨年にも、差別問題への関心を高めるための日に組まれた試合を欠場していた。(c)AFP