【5月19日 AFP】イタリア・ルネサンス期の巨匠ミケランジェロ(Michelangelo)がヌードを初めて描いたスケッチが18日、仏パリで英競売大手クリスティーズ(Christie’s)により競売に掛けられ、2300万ユーロ(約31億円)で落札された。

 ミケランジェロ作品としては史上最高額。これまでの最高額は、クリスティーズが2000年に英ロンドンで行った競売で落札されたスケッチ「復活したキリスト(The Risen Christ)」の950万ユーロ(約13億円)だった。

 今回落札されたスケッチは2019年、フランスの個人コレクションの中から発見された。15世紀末のもので、ペンと茶色のインクを使用し、1人の裸の男性と、その背後に立つ2人の人物が描かれている。(c)AFP