【5月18日 CGTN Japanese】5月18日は国際博物館の日です。西安博物院と日本の平山郁夫シルクロード美術館の共催による「絲路琉光―古代ガラス芸術展 地中海から長安まで」が17日に西安博物院で開幕しました。同展に展示されている360点・組の古代ガラス工芸品は中国と日本の美術館、博物館が所蔵するもので、東西文明の交流と学び合う歴史を再現しています。

 平山郁夫シルクロード美術館から325点、西安博物院、西安市文物保護考古研究院および陝西省歴史博物館から計35点の所蔵品が展示されています。展示品は紀元前16世紀から紀元14世紀までのもので、地域は古代エジプト、西アジア、中央アジア、東アジアをカバーしています。

 同展はガラス工芸の発展のプロセスや特徴を紹介するだけでなく、シルクロード沿線の異なる時期や文化背景の下におけるガラス工芸の発展、交流を展示することにより、古代シルクロード沿線地域や長安の多彩な文化を再現しています。会期は8月18日までとなっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News