【5月17日 CGTN Japanese】江蘇省(Jiangsu)の連雲港(Lianyungang)にある盛虹石油精製一体化プロジェクトが16日に原料の投入に成功しました。これは中国最大規模の石油精製一体化プロジェクトが正式に稼働したことを意味し、一部の基礎化学品の輸入量を約10%削減することになります。

 盛虹石油精製一体化プロジェクトの投資総額は677億元(約1兆2895億円)、年間原油加工能力は1600万トン、主要設備の国産化率は90%以上に達しています。

 このプロジェクトは世界トップレベルの技術を駆使して、ハイエンドな石油化学産業チェーンを構築し、芳香族炭化水素、オレフィンなど化学工業製品の自給率を50%前後から70%以上へと大幅に引き上げ、キシレンなど基礎化学品の輸入を10%前後引き下げることができると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News